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骨粗しょう症とその検査法

骨粗しょう症とその検査法について記事にさせていただきます。

骨粗しょう症というのは、骨の中身が徐々に減ってきて骨がスカスカになり、転倒などをきっかけに骨折しやすくなる病気です。

引用:https://opendoctors.jp/

骨折は一般的には、スポーツなどの接触や転倒などの強い外力が加わった場合に起こるものですが、骨粗しょう症になると日常生活程度の負荷でも、圧迫骨折や大腿骨骨折を引き起こしてしまいます。


「布団を押し入れに入れようとして背中を痛めた」
というような受傷機転でご来院される方もいらっしゃいます。

骨折による痛みや障害はもちろん、大腿骨や股関節の骨折はいわゆる高齢者の寝たきりにつながり、生活の質 (QOL) を著しく低くしてしまいます。

当クリニックでは、そうした骨粗しょう症の発見と早期治療が大切だと考えており、骨密度検査においてより精密なDEXA法を用いています。

【DEXA法とは?】
現在、様々な骨密度測定法があり、手や足など簡易的に検査をすることも可能です。
その中で、現時点では腰椎のDEXA法が最も信頼の高い骨密度測定法であり、骨粗しょう症の診断基準でもDEXA法を用いて計測することが推奨されています。


測定する骨は、腰椎、大腿骨頸部などです。誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないというメリットがあります。

次回は骨粗しょう症になりやすい方や、健康な骨密度を保つため予防方法などを
まとめて更新していきます。

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